
正式な本の題名は『A Pocket Expert Guide to Reef Aquarium Fishes: 500+ Essential-to-know species
こちらも『Angelfishes&Butterflyfises』と同じように飼育情報が満載です。まず属毎に性格など魚の特徴が書かれ、更に魚ごとに、
1.魚の学名
2.通称
3.最大の大きさ
4.分布
5.飼育可能な水槽サイズ
6.餌付き、混泳などの飼育情報
7.飼育難易度、ハードコーラル、ソフトコーラル、エビなどとの相性
8.その他の情報(生息域の違いによるカラーリングの違いや見分け方など)
が書かれています。
残念なのは採用されている魚の種類です。
日本で人気があり、情報もある程度あるヤッコやチョウチョウウオの掲載種が少ないのは良いのですが、カエルウオやカサゴ、ウツボなどおよそ珊瑚水槽には似合わない魚についての情報が結構多いことです。
折角『Reef Aquarium Fish』と題したのですから、その辺はもとより、ルリスズメやフグの類もばっさりと切り、記述の少ないハナダイやハナゴイなどをもっと充実させて欲しかったと思います。
『Reef Aquarium Fish』という題名に拘らなければ、『ヤッコやチョウチョウウオについては、それなりに知っているけど、他の魚についてももっと知りたい』という人にはとても役に立つ本だと思います。同じスコットマイケルが書いたPocket Expertシリーズの『Marine Fishes
もし、『Angelfishes&Butterflyfises』を読んで面白いと思ったなら、絶対にお勧めです。
掲載魚種については、日本人とアメリカ人では好む魚が違うので、そのあたりが出ているわけです。ウツボなどは、アメリカでは非常に人気が高いですしね。ハナダイなどは日本ほど人気が無いそうなので、記述が少ないのも仕方ないと思います。
アメリカもそうですが、ヨーロッパも日本とは好みの魚が違いますしね。そういったところを考えて読むのも、また面白いものです。
>日本人とアメリカ人では好む魚が違うので、そのあたりが出ているわけです。
なるほど、です。確かにそうかもしれませんね。実際にサンゴ礁にはその手の魚も多いですからおかしくないですね。
珊瑚水槽にオコゼとかうつぼだけっていうのは変だと思うのは水槽の小さい日本人の感覚なのでしょうね。う〜ん、ちょっと寂しいかもw
ハナダイやハナゴイについては『Angelfishes&Butterflyfishes』と同じReef Fishesシリーズを買おうかと思ったのですが、アマゾンだと8千円近くするんですよね。ちょっと高すぎて止めました。ただこの本は中身を見れるので、興味がある魚についてはネットで立ち読みしてますw
やっぱり、単に好きなだけですけど。
実は現在サンゴ水槽構想中でして、さしあたりサンゴとシマウミヘビでいけないか考えている所なんです。
ただ、シマウミヘビは砂に潜る性質が有るので向いてないんだろうなぁと思う今日この頃です。
>実は現在サンゴ水槽構想中でして、さしあたりサンゴとシマウミヘビでいけないか考えている所なんです。
ひかえ芽に春さんって実はアメリカ人ですかw
でもサンゴだけだと動きがないですから、シマウミヘビとモンガラとかも面白いかもしれませんね。
ココスさん、
了解です。16日夜、空けて置きます。